イベントレポート

専門家が解説!フリーランスが今すぐ使えるコロナ対策って?zoom開催

新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、大きな影響を被った業種は数えきれず。特に、フリーランスや個人事業主からは「仕事がまるでなくなった!」「この先が不安で仕方ない」など、つらい声がよく聞かれます。

三茶WORKも8割がフリーランスの集まりですので、状況は同じ。こんな時こそ何もせずにいるより、公的な支援を利用しながら乗り越えたい!でも、政府の広報資料って各省バラバラだし、とにかく長くて小難しくて、読むだけでつらい

というわけで、三茶WORKでは急遽イベントを企画。

今回、政府に対してフリーランスのための政策提言を行ったフリーランス協会代表理事の平田麻莉さんをゲストスピーカーに迎え、フリーランスのための政策まとめをわかりやすく解説し「自分にとって必要なもの」を選択・準備できるようにすることが目的のオンライン(zoom開催)イベントです。

モデレーターは三茶WORK共同代表の一人、吉田亮介。

参加者はなんと140名を突破し「大丈夫かな...オンラインでモデレートなんてできるかな...」と不安を隠しきれない様子でしたが、いざスタートしたら落ち着きある穏やかボイスで三茶WORKのご紹介からスタート。ナイス吉田さん!

 

そして、イベントの本題、フリーランス協会の平田さんから「フリーランスが今すぐ使えるコロナ対策まとめ」解説。

・フリーランスが最も気になる持続化給付金

・無担保・無利子で貸付を受けられる資金繰り支援内容一覧

・生活困窮者のための生活支援臨時給付金

・所得税・法人税・消費税・地方税を1年間納付猶予する制度

・アーティスト・イベント主催者へのチケット返金の寄付金控除が可能になる制度

・小学校や保育園の休園・休校が理由で仕事ができなかった個人事業主のための給付制度

などなど、とっってもわかりやすく解説してくれましたので、こちらの動画をぜひご覧ください。

 

▶︎動画はこちら▶︎▶︎▶︎https://youtu.be/_unSeW2r6nc

ひらまりさんの穏やかな口調で明快に解説してもらうと、なんとも心強くなりますね!

・自分自身が活用したら良い制度

・今から用意しておくべき資料と要らないもの

が理解できたのではないでしょうか?

さらに、このblogを読んでいるみなさんも参考になりそうなので、視聴者から出たQ&Aを紹介しますね!

 

<視聴者QA

Q1 (持続化給付金に関して)帳簿の形式は問わないのでしょうか?

A1 はい、会計ソフトでもその他のツールでも問題ありません。

Q2 持続化給付金と生活支援臨時給付金や、日本政策金融公庫の新型コロナウィルス感染症特別貸付を申請中なんですが、並行して持続化給付金の申込みは可能ですか?

A2 問題ないです。それぞれの制度は目的や趣旨が異なりますし、基本的には併用想定で設計されています。

Q3 2020年1月以降に個人事業主になった場合は、持続化給付金は適用されますか?

A3 現状でいうと難しい可能性が高いです。というのも、去年の確定申告がなく、自己申告の帳簿のみが証明となると、不正受給が起こる可能性が出てくるんですよね。

そういった方に関しては、持続化給付金ではなく、無利子無担保の融資や生活福祉資金貸付制度なども活用していただけたらと思います。

Q4 つまり、昨年確定申告をしていたかどうかが肝ということになりますか?

A4 その通りです。2019年度分は4/16以降も提出できることになりましたが、早めに済ませておいてください。

Q5 申請月は今年のどのタイミングでも良いのでしょうか?12月がもっとも減収が予想される場合は、そのタイミングを選べば良いということになりますか。

A5 はい。この制度は早い者勝ちというわけではないので、職種や仕事の状況により、ご自身で選択する方が良いかと思います。

Q6 コロナの影響により、というのはどのように証明すればいいですか?

A6 これは申請の際に説明が必要になりますが、特に客観的な書面で証明することは難しい場合もある旨を政府にもお伝えし、ご理解いただいています。

Q7 サラリーマンで副業をしていて、その副業がコロナの影響を受けた場合も(持続化給付金の)対象になりますか?

A7 この持続化給付金は事業継続と再起の糧とすることが目的になりますので、副業であっても事業の継続が難しい方であれば、対象になる可能性はあります。

但し、減収は確定申告ベース、あらゆる事業収入を総合して判断されますので、一つの副業で減収しても他の事業収入で半減を免れていれば対象にはなりません。当たり前ですが、本当に減収で困っている方を救うための制度なので、そこはご理解ください。

Q8 家賃の保障制度で確定しているものはありますか?

A8 生活困窮者向けの自宅の家賃補助は、住宅確保給付金という制度があります。一方で、フィットネススタジオや飲食店など店舗家賃については、自治体ごとに独自の支援策を発表しています。

東京では、緊急事態宣言に伴う休業要請に応えた事業者に対し、感染拡大防止協力金として50万円(2店舗以上の場合は100万円)が支給されますので、家賃等の固定費の支払いに充てることができます。また、持続化給付金も事業資金として、家賃を含む固定費に使ってくださいという意味合いですので、ぜひ活用してください。

なお、人件費の支払いについては、雇用調整助成金という休業補償を行うための制度もありますので、スタッフを雇っている方はご確認ください。

 

平田さんからもありましたが、今回とっても手厚い制度を用意してもらっています。特に持続化給付金は、最初は各窓口も人が殺到することが想定されるので、本当に必要な方から給付されるように、2−3ヶ月余裕がある方は少し様子をみた方が良いですね。

<コロナ・ピンチをチャンスに変えよう!リレーショントーク!>

さて、公的支援を糧にしつつ、後半はこのピンチをチャンスに変えて、新しいビジネスチャンスを見つけよう!この際だから有意義に過ごそう!というトークの時間です。

事前の申込みアンケートで募集したアイデア集を眺めつつ、リレーショントークを行いました。

 

  • オンライン化

 

やはりスモールサービスも「オンライン化」の傾向。

三茶WORK会員で保健師のみずえさんは

「個人的に取り組んできたBAR保健室をオンラインでやってみました!全く問題なくて、みなさん気軽にきてくだいました。オフラインだと、仕事の都合をわざわざつけなきゃならなかった方が参加しやすかったみたいです。事業としてやるなら有料化も検討していますが、オンライン決済やドネーションも始まってるみたいなのでこれからはそういうのでもいいのかなと思ってます」

とのこと。

こういうオンライン向けのwebサービスやアプリの開発はやりがいがありそうですし、どんどん便利なものが出てきそうですよね!

そして得意なことがあればどんな小さなことでも、世界に向けて発信すると、どこかで誰かが幸せな気持ちになってくれそうです^^

 

  • 働き方や生活の変化に合わせたサービス開発

 

働き方に多様性が出てくるタイミングなので、オンライン上のフォローアップ的な施策(面談やビジネスマナー研修など)はニーズがあるかも、と人事のフリーランスの方が意見を寄せてくれていました。

働き方だけでなく、生活の仕方も変わってくるので、他拠点生活やワーケーションもますます進みそうですね。ワークスペース付きの宿泊なんかもあったらいいね〜という話になりました。

そのほか、

・職住一体が普通になる世の中を見据えてコワーキング一体のマンションが当たり前になりそう

・今自宅でオンラインミーティングやるのがとっても大変なので、それ専用のミニブース型コワーキング(zoom一蘭w)ほしい

というアイディアも。

 

また、

・イラストや写真はzoomの背景で有料課金が増えそう。撮影ができないで休刊している出版社も誌面で使えそう!

などなど、たくさんの面白いアイディアが生まれました。

 

こんな風に、コロナをきっかけに働き方・暮らし方が半ば強制的に変わってくると、生まれたアイデアをスピーディに開発して、試しながら小さなタネを大きな糧に変えられるのもフリーランスの良いところですね

 

参加した方々からは翌日、

・とにかくわかりやすくて、しっかり制度を理解できた

・平田さんの声が穏やかで優しくて、なんか安心した

・今のうちに備えておいた方が良い必要物が明確にわかった!

・みんなと話したことで元気が出て、小さなことでもチャレンジしてみようと思った

・三茶WORKと出会えてよかった←←!!!

 

ととっても嬉しい声をいただきました。

 

三茶WORKにとっても初めてのオンラインイベント。

初めてなのにこんなにたくさんの方にご参加いただき、嬉しい声をいただき、まさに三茶WORKとしてはピンチをチャンスに変えることができました!

ご参加いただいたみなさん、平田さん、フリーランス協会のみなさん、本当にありがとうございました。

こうしたオンラインイベントは引き続き開催していく予定ですので、興味があるものがあればぜひ!ご参加ください。そしていつの日か安心してリアルでイベントを行えるようになったら、ぜひ三茶WORKでミートアップいたしましょう!

▼フリーランス協会はこちら

https://www.freelance-jp.org/