三茶BEERvol.2「目から鱗!ビールってこんなに自由なの?!」
「ビール、それは自由なお酒」_____わたしたちがビール造りを通じて学んだこと
みなさんお待たせしました(?)三茶BEER実験室第二弾のblogの時間です。
さて、前回のblog で予告した通り、ただビールが好きなだけでビールのことをほぼ何も知らなかったのですが、そんな生まれたての子鹿状態の私たちにビール造りの手ほどきをしてくださる奇特な方がいる!と聞きつけました。
それが26kBreweryさん。
中央線「武蔵境駅」高架下にある3坪のスモールブルワリーで、三茶WORKのような組織にビール造りのいろはを講習し、レシピ作りから醸造までお手伝いするサービスを展開しているのです。
なんと素敵なんだ!
しかも26k Breweryさんのビールも美味しそう!
ということで思いついたが吉日、担当の見木(けんもく)さんに三茶くんだりまでお越しいただきました。
平日夜に20名近い大人たちがわらわら...もちろん、みんなの手元にはお気に入りのクラフトビールが。
(三茶WORKでは1ヶ月に1度、クラフトビールを仕入れているので、店内で飲めるのです。しかもすごく珍しいラインナップで飲み比べ楽しいんですよ!)
さて、見木さんに教えてもらったこと。
「ビールってめちゃくちゃ自由で、ホップ以外にも色々入ってるし、副原料はベーコンだってアリなんだ!」
これを書いているわたくし、コミュニティマネジャーの小林静香は
「ビールとは、穀物を発酵させたアルコール飲料で、ホップが結構入ってる感じのもの?」
といった非常に漠然としたイメージでいたのですが、全然違いました。
むしろホップは実際には少量しか含まれておらず、料理の味を引き立てるスパイスのような存在と同様。
ビールにはホップ以外にも、
・スパイス
・フルーツ
そして
・アロマやはちみつ
など、新鮮かつ複雑な風味や、香料を加えて飲みやすくしたものまで、本当に自由な飲み物なんだということに目から鱗が落ちる想いでした。
ちなみに、アメリカにはベーコンが入ったビールもあるそうですよ?!
そして、忘れてはいけない「ビールは発酵飲料」だということ。
ビール醸造に使用する酵母は非常にデリケートな生き物なので、私たちがイメージする「あんな香りにしたい!」ために入れるスパイスや、「あんな色にしたい!」と想像して入れる果物の量とバランスとタイミングに留意すること。
などなど、なんだか個性派揃いの三茶WORKのメンバーの絶妙なバランシングに似たものを感じます...
それから!
色々あるビールのスタイルの中で、今回どれで作れるの?ということも気になりますね。
ガンガンに苦いIPAや、イギリス人のパブでサッカー観戦よろしく、スタウトなんかにも憧れちゃいましたが、
今回は「エール」というスタイルで作ることになりました。
エールは最もメジャーなビールのスタイルで、フルーティなアロマを開花させることが特徴で、コクと甘みのあるビールができるそうです。
キンキンに冷やさずに飲むとエール本来の香りがもっとも引き出される...!と聞いて、何かと香りがいいビールが好きなメンバーの多い三茶BEER実験室一同はワクワク。
胸をふくらませながら、いざ実験本番に入っていったのです!
三茶BEER実験室はまず、20人もいるメンバーを「昼チーム」「夜チーム」に分けました。
チーム分けの飲み会では
「昼だけどアルコール度数高い攻めたビールにしよう」
「夜のしっかりしたビールと見せかけて爽やかなの作ろう」
と早くも天邪鬼な意見がw!
写真は昼チームの様子です。
大手メーカーのビール缶がゴロゴロしてるのが見えると思いますが、その通り、既製のビールに、フレッシュの果物を攪拌したものを混ぜ、スパイスをミキサーで攪拌してふりかける!
というなんとも原始的な実験スタイルをとりました。
というか、これ以外の方法がわからなかった笑
ちなみに、
・昼チームは料理経験者や食材店のメンバーが多く、実験の様子が綺麗
なのに対し、
・夜チームはそういったメンバーがいないけど発想が爆発しているので実験場もものに溢れかえっている
という対照的な違いがあったのもおもしろかったです。
こうした実験を3度、4度と回を重ねて作り上げたビール。
一体どうなったのか?!
それは次回に乞うご期待!!!
vol.3につづく!!to be continued...