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コロナの時代の三茶ワークスタイル vol.2 経営者・千田さんの場合

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で急速に普及が進んだリモートワーク。

一方で、小さなお子さんがいたり、夫婦共働きの家庭では自宅WORKなんて無理!というところも多かったのでは。

そんな中、三軒茶屋を楽しむ人の仕事場「三茶WORK」はコンパクトながらも様々な職種・家庭環境の方に喜んで使ってもらっています。

一体全体、どこがそんなに便利なの?ということで、コミュニティマネジャーがメンバーにインタビューするシリーズをお届けします。

コロナの時代の三茶ワークスタイル vol.2 経営者・千田さんの場合

(43歳・三茶の駅から徒歩1分、娘2人と奥様の4人家族)

↑ 3F窓際の一番左の席がお気に入りの千田さん。三茶WORKにくるとこの席に直行です。

千田さんは現在43歳。三茶の八百屋三茶ファーム」以外にもIT企業やウエディングサービス、さらに三茶WORKなど合わせて5つの事業を経営されています。千田さんはコロナ禍でむしろ忙しそうでしたよね!

そうですね、変化が大きかったので、どのサービスにも少なからず対応することがありました。

ウエディングサービスの話、よくされてましたよね。

そうそう、僕がやっているウエディングサービスは、一言でいうと招待状のwebサービスです。今回コロナで結婚式を挙げられなくなった新郎新婦が延期の連絡をすることになって、わざわざ紙で連絡するわけにもいかないから、webが便利になるよねってなる。結婚式の招待状自体も、前々からwebサービスでいいんじゃないかな?てみんなうすうす思っていたことが、表面化した感じです。

一気に変化がやってきてバタバタしてたんですね。

そう、でも以前から準備はしていたので、スピードが加速していただけ。ご一緒しているパートナー会社の方からも「3年分でやろうとしていたことをこの3ヶ月でやってる感じ」と聞いています。

それはいい流れですね。千田さん、三茶WORKくるとずっとwebミーティングしている印象でした。

ミーティングだけじゃなくて、何もかもオンライン化して、それは今も続いてるんだけど、そういうときほんと三茶WORKって便利で、あってよかったー!って何度も思いました。3Fで打ち合わせしてるとよく「おしゃれな場所ですね」て言われてますよ。

お洒落さ、どうしてもにじみでちゃいますね。

いろんな事業をやってると、三茶WORKみたいなコワーキングの場作りに関わっているってことを知らないお客さんとかパートナーもいるんです。それが今回をきっかけにいろんな人に伝わったのもうれしかった。

ふむふむ。そして、千田さんといえば、全てにおいて三茶の駅からとにかく近いことにこだわる人と聞いていますが...

ですです。今の家も三茶の駅からとにかく近いことにこだわり続けて探して、結果徒歩1分のマンションに住んでます。そこから三茶WORkまで歩いても2,3分。

効率性、半端ないですね...!

ITの会社のオフィスが恵比寿にあるんですけど、4月から通勤の必要がなくなったので、三茶WORKが一番近いオフィスになりました。こんな風に、生活圏内に働く場所があったらいいなって妄想して、それで作った場所だったから、マジであの時の自分たちすごいって思いました笑

スタバも閉まってるし、ほかのカフェは電源がどんどんなくなるし、三茶WORKはいろんな働く人の心のより所でしたよねぇ。

ちなみに千田さんちは、おちびちゃん(3歳、1歳)がいましたよね。しかも奥様も共働き。保育園に登園できなくなって、けっこうな2人3脚だったのでは?

結果的に5月いっぱいが自宅保育になったんですけど、もともとうちは家に仕事のためのスペースとかないんです。だから子供の様子を見ながらオンラインMTGとか、ほんとに無理で...

どうしてたんですか?

えっとね、布団のとなりに折りたたみ式のテーブルを置いて...

前回の河西さん同様、折りたたみ式のテーブルが活躍するんですね。都心の住宅では...

こんな感じです。

なんか千田さん家と考えるだけでスマートに見えますが、これよく見ると椅子は布団です

椅子は布団です。だからほんと腰痛くて、最近右の腰が調子悪い気がするんだけどたぶんこれのせいなんだよね

こうやって工夫して別室にこもっていても、ちびちゃんにとってはパパいると嬉しいから、入って来ちゃいますよね。

ですね。笑 うちの子は何度か打ち合わせも同席しています。それでいいこともあるけど、いつもいつもとはいかないんですよね。

そんな中、三茶WORKを利用してみてどうでしたか?

やっぱり、働く場所として便利というだけでなく「人がいた」ということで精神的に追い詰められずに済んだことが良かったです。あと、間違いなく腰はもっと悪化していたんで、そこそこで済んで良かったです笑

千田さんがいろんな立場の人が、働く場所に困るはずだからと言ってくれて、三茶WORKはほぼ営業時間なども変更せずに継続して営業できましたけど、やっぱり自分ごとだとそのへんも実感しやすいですよね。

三茶WORKは運営者も自ら利用者だってことがすごくいい効果をもたらしてるよね。 

↑「この席は半個室みたいになっててお気に入り」と微笑む千田さん

ちなみに、いま経営されている会社のうち、IT関連の企業はオフィス自体も割と大きく、スタッフの人数も多いと思うのですが、今後はどうされていく予定ですか?

ほとんどの業務はオンラインで可能になるってことがわかって、コロナの真っ最中には仕事はむしろスムーズに、効率化された印象がありました。でも、時間が経ってくるとどうしてもコミュニケーション上の問題がでてくるんですよね。 

新入社員も入って来ているみたいですしね。

元からいる人と新しい人が会う時には、ぎくしゃくすることもあって、正直悩んでいる部分は多いです。

仕事場としてはリモートでも可能だけど、人と人が会う場所が必要ってことですよね。

そうですね。これからのオフィスは働きに行く場所ではなく、人と会う場所になっていくと思います。すぐには答えが出せないけど、少しずつちょうどいいサイズに調整できればと思っています。 

 

様々な規模の事業を手がける千田さんならではの目線で、あたらしい働き方をお話してもらいました。そしてまるでこの状況を見越していたかのように作った三茶WORK!

職住一体というのも、同じ物件の中で完結させずに、街の単位で考えればいろいろ気持ちよく解決されていくのかなあ、なんて思いました!

次回は三茶WORKの特攻隊長こと梶沼さん。コロナが本格化してからはむしろ三茶WORKにはめったに訪れず、自宅のワーク環境を最適化したと噂になってるので、そのへんを直撃してみようと思います!