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コロナの時代の三茶ワークスタイル vol.3 エンジニア・会社経営 梶沼さんの場合

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で急速に普及が進んだリモートワーク。

そんな中、三軒茶屋を楽しむ人の仕事場「三茶WORK」はコンパクトながらも様々な職種・家庭環境の方に喜んで使ってもらっています。

一体全体、どこがそんなに便利なの?ということで、コミュニティマネジャーがメンバーにインタビューするシリーズをお届け。

コロナをきっかけに移住を考えた方も多いと思いますが、今回はその中の一人、地元・北海道に移住を決めた梶沼さんにインタビューしてみました。

コロナの時代の三茶ワークスタイル vol.3 エンジニア&会社経営・梶沼さんの場合

(32歳・三茶の駅から徒歩10分・キックボードで行動・奥様と長女の3人家族

↑ 最近、三茶WORKにはもっぱら雑談をしにくるという梶沼さん。しばひでさんに自宅のワーク環境のために買ったグッズを嬉しそうに説明する。

梶沼さんは三茶WORKでもっとも多い職種、エンジニアの一人ですが、本業で何をしているかはあんまり知りません。笑 キックボードに乗りながら実際にキックボードを販売したり、養蜂家さんの相談に乗ったり、なにかいつもおもしろいことを考えている印象ですね。

なんか面白いかもと思ったら、どうなるかわからなくても小さくやってみるっていうのをモットーにしている感ありますね。

そうそう、梶さんはふわっとが上手ですね。いつの間にか懐に入ってきます。コロナ禍の間は、三茶WORKには全然こなかったけど、梶さんぽく暮らしている感じ、遠隔で伝わってきていました。今日はそれに迫っていきましょう。エンジニアが本業とのことですが、やはりエンジニアは最も場所を選ばない仕事でしょうか。

そうですね。基本的に外出しなくても完結できる職種だから、僕はあえて外に出ずにみんなのために道を開けようと思って自宅にいました。

いきなりかっこいいこと言いますね。

本来パソコンひとつあればできる仕事だし、自粛生活にフィットしやすいと思いました。元々知り合いの相談ベースでお仕事お手伝いさせていただくことが多いので、依頼が来たら新しい仕事を始めるスタイルでした。

ふむふむ。どんな環境でも柔軟にフィットしていく梶沼さんらしさですね。その調子で自宅のワーク環境も整えていったんですね。

基本的にガジェット大好きなので、この期間に色々買ってワーク環境を超最適化していきました。自分で買ったもの、覚えていられないのでこうしてメモに残しているんですけど...

↑ 買ったものを詳細にリスト化している記録を見せてくれる梶沼さん

4月6日にキーボードスライダー、4月18日にモニター購入、4月27日にカメラ、PCスタンド、5月4日にキャプチャーボード(※ビデオ会議システムのこと)...あ、コーヒーや観葉植物とかも5月中に拡充させていきました

緊急事態宣言出る前にかなり素早い動きですね。素敵なお買い物。

もともとは家の間取り的に、デスクの背後に家族がいる風景が映るのでzoom会議の時とかバーチャル背景を活用していました。思い切ってテーブルの向きを変えたのが4月末。ここで本気スイッチ入った感じがありました。

↑本気スイッチが入る前の梶沼さんのデスク

↑本気スイッチONした梶沼さんのデスク

このモニターやばいねw

買い物の中でも、一番のおすすめはモニターとキーボードスライダーですね。

ふむふむ。梶沼さんのワーク環境拡充についてはこちらのblogに詳しく紹介されているので、みんなぜひ読んだ方がいいですね。梶沼さんのnoteはこちら

こんなに使いやすくなった環境でも、梶沼さんガチガチ仕事してるっていうより、時々雑談とかしていて楽しそうだったよね。

子どもがいるのでガチガチに仕事できないという制約はありますが、雑談は前々から大事にしてます。テーマがあってしっかりする打ち合わせよりも、ふわっと話しかけて会話すると、自分以外の世の中の視点が一個入ってくる。悩みを聴きながら解決方法を一緒に考えたり、人をご紹介したりします。テーマを決めずに話すのは勇気がいりますが、自分と相手の視点の違いをシェアするだけで結構な学びになります。万が一盛り上がらなかったら早めに切り上げればいいですしねw

↑1日にだいたい1回は雑談MTGの予定を入れているgoogleカレンダーを見せてくれる梶沼さん

オンラインmtgというと、わざわざセッティングするからテーマが明確にないとだめかなあと思っちゃうけど、梶沼さんのそのスタイルは取り入れたくなりますね。逆に、ごくたまーに三茶WORKに来ていた時は何をしに来ていた感じですか?

三茶WORKのメンバーさんの副業というか、本業以外のスキルを内部でちょこちょこ売るサービスを試す遊びをしていました。

あれは楽しかったですね。普段同じワークスペースを共有していてもなかなか話さないメンバーさん同士がつながって、コロナ禍だったからできた企画のような気もする。

スタート地点でいろんなメンバーさんが集まったので、最初からオンラインでやるのは難しいと感じました。大人数でみんなで何かやるっていうのは、今はまだオンラインでは盛り上がりをつくるのが難しいことが多いです。リアルの方がグルーブ感があるし、対面で繋がることの大切さを実感しました。

ふむふむ。ところで、そんな梶沼さん、実はコロナ禍のずっと前から検討していた地元北海道への移住を、この秋に実行することが決まったんですよね。仕事の作り方とか、不安はないですか?

先日開発の新しいお仕事が決まりました。実は依頼してくださった方とは一度もオフラインで会ったことがないんです。どうやったら結果を出せるか一緒に考えて進めることができればオンライン・オフライン関係ないんだなと感じ、ポジティブに捉えるようになりました。

素晴らしいですね。移住後も、1ヶ月に1度くらいは東京に来る予定とのことですが、どんな機会にしていきたいですか?

今後「会う」ということはますます大事になっていくと思います。会議のオンライン化が進んでオンラインの方が効率はいいとはなりましたが、わざわざ会うということに価値はある。よっぽどじゃないと人と会わない世の中になっていくからこそ、人と出会える場所というのを大事にしたい。僕にとって三茶WORKはそういうところです。

これからも三茶WORKにい続ける身としては、そんな風に思って来てくれるなんて嬉しいですねぇ。

自粛期間は僕は月に1回三茶WORKに来たらいいキャラだったけど、同じ1回でも北海道から来たらわざわざ感出てきますよね。レアキャラとしてレベルアップすると感じています。

笑笑

前は三茶WORKには、集中して作業するぞ!という形で来ることが多くて余裕がなかったことも多かったです。今後はそういうテンションではなくて、三茶WORKに来たらそこにいる人と楽しいことを考える日にしたいなって。捉え方が変わりました。遠恋してると普通のデートがとっても楽しいみたいな。そんな風に三茶WORKや三茶のまちと引き続き関わっていけたら良いなと思っています。

 

みんながつらいつらいと言う職住一体の環境も、梶沼さんの手にかかれば(ガジェットとともに)工夫次第でスマートに最適化!

そしてみんなが今回をきっかけに本腰入れて考え始めた移住や二拠点生活も、梶沼さんらしく楽しい機会に充実させていきそうなところが素敵です。今後梶沼さんが三茶WORKを訪れる日は、SNSでもお知らせしていこうと思いました。きっとたのしい1日になるはずです。

次回は三茶WORKの比較的新しい契約者で、最も古巣風にフル活用してくれているSさん。転職とともにコロナ禍に突入したそうですが、どんな風にリモートで今の職場に慣れていったのか?迫っていこうと思います。乞うご期待!