酒肉魚音楽
神戸生まれ船橋育ち。三茶勤務歴14年。
三宿で1人から美容室を始めて、現在は三茶で2店舗を運営しています。
持ち前の八方美人を武器に、様々な人を巻き込みながらワクワクをクリエイションしたいです。
自称IT美容師。
酒肉魚音楽
三軒茶屋といえばどんな街? 三茶WORKが立ち上がる時、そんなことをメンバーたちでよく話していました。「ゆるく混沌、ほどよくノイジー」。と表現していますが、この街の面白さはやはり多様性や複雑性、それらが混ざり合っているところにあるのではないでしょうか。
三茶WORKに、街のカルチャーに精通するメンバーが入会してきました。三軒茶屋で13年に渡りヘアサロンCCCCCCCを経営する合渡(ごうど)さん。サロン運営の合間に、主に3階へ来ては窓際カウンターで時間を過ごしています。合渡さんは、この街、そして三茶WORKにどんな面白みを感じているのでしょう?
「アート、音楽、お酒、人。色々な切り口から三軒茶屋を楽しめたらと思います」。
美容師といえど合渡さんのお仕事は髪を切るにとどまらず、経営はもちろん、昼間はサロン、夜は酒場で様々な人とコミュニケーションをとりながら、ジャンルをまたいで三茶の面白さを追求。その熱心さは、こんなインタビューメディアを自ら運営されるほど。
4WD-ヨンダブルディ-
http://zine.ceaseven.com
三茶WORKでも、人と人とをつなげるような活動をしていきたい、と話します。
神戸での美容師修行時代には、サロン勤務の傍らバーを買って経営していた時代もあったとか。新しい場づくりやコミュニティづくりについては、長年強い関心とご経験があるようです。
三茶WORKにジョインしたきっかけは、クラウドファンディングのページで「クラフトビールを作りたい!」という立ち上げメンバーの妄想のくだりが目に留まって。三茶で地ビールを作る仲間が欲しかったのだといいます。ちょうど三茶でオフィスを借りたいと場所を探していた合渡さんは、「コワーキングを」「三茶で」「1から作る」ことに惹かれ、スタートから入れば面白いに違いないとすぐに入会。
実際に三茶WORKに入ってみると、三茶で、お酒の席以外で密な人間関係を築けるところに魅力を感じるといいます。「何かやろう!となった時の初動が早い」と、メンバーたちのスピード感も心地よいようです。「いろんなみなさんに良い刺激をもらっています。ただのコワーキングというよりチーム感がありますよね」。
早速この冬に親しいフローリストさんとスワッグ作りのWSを企画してくれたりと、三茶WORKを盛り上げてくれている合渡さん。三茶に長年根を張るナビゲーターとして、美容師とは思えないその幅広い守備範囲から、もっと街の面白さを教えていただいちゃいましょう。
インタビュー:2019年11月時点
Photography:Tomohiro Mazawa
Interview&Text:Viola Kimura